港湾空港タイムス:海流気流港湾空港タイムス紹介に戻る

 うだるような暑さとコロナ感染者数過去最高の連呼が日本全国を覆う。この閉塞感を切り裂く快事が出来した。ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、多くの強打者、あの王貞治でさえ出来なかったプロ野球新記録となる5打席連続本塁打を記録したのだ。怖めず臆せず、真っ向勝負で2打席連続で被弾した中日ドラゴンズの柳裕也投手も素晴らしかった。良き敗者があればこそ勝者も光り輝く。逆説でなく、これぞエースである。村上選手はまだ22歳。思えば過日28年ぶりに完全試合を達成した佐々木朗希投手も20歳、彼をリードした松川虎生捕手は18歳だ。何と頼もしい若者たちであろう。▼安倍元首相の国葬に反対の声が50%を超えている、という。北朝鮮や一党独裁の中国などと違って、評価が真っ二つに分かれるのは政治の宿命だ。しかし、安倍政権に関しては国民に支持された8年8ヶ月の長期政権と世界中から賞賛と哀惜の声が届いている事実を挙げるだけで、どちらがまっとうな判断であるかは自明であろう。反対の声はやたら煽るだけのワイドショーや偏向報道一辺倒の朝日新聞などからしか情報を仕入れることのできない高齢層が占めている。インターネットやSNSなど、多様な情報を耳にしている若者層は国葬賛同者が多い。▼「最近の若い者は・・」、いつも時代も変わらぬ老人の繰り言だが、昨今の若者たちの方がずっとしっかりしている。「老いては子に従え」ではないけれど、何かを学ばねばならないのは高齢者の方だ。幾つになっても勉強を忘れまい、というのは老年世代代表の小編集子が念頭に置く自戒である。(令和4年8月8日号)

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