以下に取り上げるテーマは新聞、テレビで様々に論じられているが、高市首相が目標にしいる8年度予算の年度内成立への中道改革連合をはじめ、野党の反対意見は相も変わらず反対のための反対に終始し、内容の貧困さは目を覆うばかりだ。これでは先の衆院選での大敗もむべなるかな、である。野党は熟議のための時間が足りない、多数を頼んだ横暴、などと追及の声を上げる。しかし、彼らの衆院予算委員会での質疑が的を射ているとは、とても思えない。中道連の小川代表は東京ドームで開催したWBCについて、「この中で現地に試合観戦に行った閣僚がいたら手を挙げて」 などと予算とは何の関係もない議論を吹っ掛けた。中東戦争の最中、野球見物をしていて良いのかと、国民の反対意見を煽りたてようとしたが逆にテーマの薄さが嘲笑される有様だ。時間が不足なら土曜日の国会開会も、との与党の提案には拒否し、本当に国のために働こうとしているのかどうかも疑わしい。中東への対応を初め、物価やガソリン高騰への対策は愁眉の急であり、与野党一体になって8年度予算を早期に成立させ、その後に続く9年度への対応策を議論すべきである▼最近は国会中継を観る機会も増えたが、観ていて思うことは野党らの存在意義は一体あるのか、と考えさせられる。1日1億円も費やして空虚で非建設的、かつ揚げ足取りの意見は熟議どころか、時間の浪費としか思えない。(令和8年3月23日号)