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 高市首相が発足して2週間余、国の指導者が変わることでこれほどまでに国民の希望や活力、未来への期待が高まるということに今更ながら驚かされた。某新聞社の世論調査によれば、20代、30代の若者世代は高市首相への人気が高く90%近い支持を得ている。それにしても高市首相の行動力には目を見張る。横須賀基地の米原子力空母ジョージ・ワシントンでは、海兵隊を前に「イェーイ」と拳を突き上げ、トランプ大統領との親密さをアピールし、日米の強化を揺るぎないものにした。翻って中国習近平との会談では、領海侵犯や一方的な海洋進出に言及したほか、福島原発処理水による水産物への恣意的な輸入規制、新疆ウイグルの人権問題、更には不透明な在留邦人の拘束など、周氏を前に誰も言い出せなかったようなテーマを堂々と述べるなど、あの笑顔の裏にどのような精神の強さを秘めているのかと感嘆させられる。さぞかし中国首脳の心胆を寒からしめたに違いない。実際、これまで多くの政治家もこれらの問題を指摘はしてきているが世界のどのトップも習主席を前に、問い質した者はいないであろう。▼しかし、国内左派政治家、オールドメディアは高市首相のこうした成果には殆ど触れず、高市下げの言動に余念がない。社民党の福島氏は高市首相をゴマすり、共産党の志位氏は正視に堪えないなどと非難。NHKに至っては故意か偶然か、日米会談の重要場面で画像を乱すなど看過できず、意図的だとすれば公共放送として許されない。責任を追及すべき事案だ。(令和7年11月10日号)

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