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 令和8年度予算。高市首相が掲げていた年度内成立は叶わなかったが、4月11日の自然成立を待つことなく何とか成立に漕ぎつけた。参院での与党過半数割れの悲哀が現実のものとなったわけだが、先の参院選で大敗した石破前首相の責任は重いと言わざるを得ない。また、予算の年度内成立が出来なかった背景として国民民主の玉木党首の言動を見逃すわけにもいかない。国民民主は「対決より解決」を掲げ、立憲民主党らの野党勢力とは一線を画す党として勢力を伸ばしてきた。昨年末には主張していた103万円の壁の引き上げやガソリンの暫定税率廃止を実現した。しかしその実現にあたっては与党との間で8年度予算の賛成合意を約束していたはずではなかったか。ところが玉木氏は協力するそぶりを見せながら、いつもの立ち位置が定まらぬふらふら振りを今回も露呈し、審議時間が足りないだのと、反対のための野党に逆戻りした。昨年秋の首相指名選挙では自民党に懇願されながらも、何を躊躇していたのか決断できないまま維新の会に先を越された。今回の8年度予算についても、百田氏率いる僅か2名の保守党が与党に歩み寄り成果を上げた。玉木氏は与党寄りの政党ではないとして独自性を出したかったのかもしれないが、何のメリットもない。玉木氏は今、「一つ呑んだら、また次の要求を出してくる『おかわり君』」と言われている。そして国民からは信頼できない政治家として定着しつつある。一時は首相候補に祭り上げられることもあったが、政治家の肝である信念、決断ができない男になり下がった。(令和8年4月13日号)

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