大義とは何か。広辞苑では人のふみ行うべき重大な義理。特に君国に対して臣民のなすべき道、人として守るべき節義、とある。ここで重要なのは大義とは、一般に捉えられている大きな理由、などといった軽い意味ではなく、天皇に対して国民が執るべき姿勢を指す言葉であることが分かる。▼今回の高市首相の衆院解散総選挙について、にわaか作りの中道改革連合(中革連)の斉藤、野田の共同代表は大義無き解散だと非難している。そして高市政権が続くことを恐れる朝日、毎日、東京らの左翼メディアもこれに呼応して、8年度予算が遅れる、高市首相の横暴だ、などと一斉に報じて政権の足を引っ張るのに躍起になっている。しかし、高市首相の衆院解散は大きな意味があり、政治生命をかけた国のための大義ある決断である。高市首相は衆院解散にあたって説明した記者会見で、維新との連立について国民の判断を仰いでいない、また首相が高市で良いのかどうかを問う必要があるなどと述べた。しかし、真の理由は緊迫する対中国への対応としての安保法制3文書改定による防衛力の抜本的強化を如何に実現するかである。おりしも中国・習近平は台湾侵攻に懐疑的だとされる直属部下の軍トップらを粛清し、2027年を目標とする台湾侵攻への野望をむき出しにする姿勢を鮮明にしている。我が国がこうした動きにどう対処していくのかが問われる時であり、まさしく大義の決断である。引きかえ、立民らの中革連は目の前の選挙目当ての自己保身だけであり、大義のかけらもない。(令和8年2月2日号)